独学合格プログラム

■変更の登録と登録の移転の違い

取引士の申請におけるポイントは3点

1.登録移転
2.変更の登録
3.書換え交付

別々に考えていきましょう!

まとめて考えると混乱してしまいます!

1.登録の移転ができるのは、

「現在登録している都道府県」以外の都道府県に所在する

宅建業者の事務所の業務に従事したとき

または、しようとしているときです。

簡単に言えば、

転職や転勤をしたり、または、しようとして、

現在登録している都道府県以外の都道府県の事務所に行く場合に

義務ではなく任意で「登録の移転」ができる

ということです。

この場合、

登録を受けている知事を経由して

移転しようとする都道府県の知事に申請します。

住所変更だけでは「登録の移転」はできません。

【登録の移転の例】

取引士A(甲県知事登録)が転職で乙県の事務所(宅建業者)で勤務することとなった場合、Aは乙県知事への「登録の移転」ができる

2.変更の登録

「氏名」、「住所」、「本籍」、「宅建業者の商号や名称」

のいずれか一つでも変更がある場合は、「変更の登録」申請をしなければならない。(義務)

これらは取引士資格登録簿の内容です!
つまり、取引士資格登録簿の内容に変更がある場合の申請が「変更の登録」申請です。

【変更の登録の例】

取引士A(甲県知事登録)が乙県に引っ越しをした場合、遅滞なく、「変更の登録」申請をしなければならない。
一方、「登録の移転」はできない

3.取引士証の書換え交付

「氏名」または「住所」に変更がある場合は取引士証の「書換え交付」申請をしなければならない。(義務)

つまり、この場合、「変更の登録」申請と取引士証の「書換え交付」申請の2つを行わなければならない。(義務)

上記について、一度や二度勉強しただけでは頭に入りません。

上記に関連する問題に当たった場合
何度も読み返しましょう!

また、テキストの方が細かく記載されているので、
テキストも併用していただければ幸いです!

テキストはサラッと文字を追うだけでは頭に入りません!

〇〇が変更するから、△△の申請が必要なんだな!と納得しながら勉強を進めていきましょう!
これも、結局は復習が必要なので、繰り返し問題を解きながら勉強することをお勧めします!

一つでも頭に入れて、一歩一歩前進していきましょう!

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