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令和3年・2021年(10月試験) 問7-3 売買

【問題】
Aを売主、Bを買主として、A所有の甲自動車を50万円で売却する契約が締結された。
Bが引渡しを受けた甲自動車が故障を起こしたときは、修理が可能か否かにかかわらず、BはAに対して、修理を請求することなく、本件契約の解除をすることができる。

【問題】
Aを売主、Bを買主として、A所有の甲自動車を50万円で売却する契約が締結された。
Bが引渡しを受けた甲自動車が故障を起こしたときは、修理が可能か否かにかかわらず、BはAに対して、修理を請求することなく、本件契約の解除をすることができる。
【解答】

誤り

【解説】

売主が、買主に対して、契約不適合責任を問える場合、買主Bは、契約解除をすることができます。

そして、契約の解除は、原則として、相当な期間を定めて履行の催告をした後でなければすることができません(民法541条)。

例外として、「履行の追完(修理)が不能」等の理由があれば、催告なく(修理を請求することなく)ができますが、本問はその旨の記載がありません。

よって、本問は誤りとなります。

【質問内容の理解】

修理が可能か否かにかかわらず、BはAに対して、修理を請求することなく、本件契約の解除をすることができる。〇か×か?という質問内容です。

  1. 修理が可能な場合も不可能な場合も、BはAに対して、修理を請求することなく、本件契約の解除をすることができるのであれば〇
  2. 修理が可能な場合に、修理を請求をしなければ、契約解除をすることができないのであれば×
  3. 修理が不可能な場合に、修理を請求をしなければ、契約解除をすることができないのであれば×

法律(ルール)では、原則(修理が可能であれば)、修理を請求をしなければ、契約解除をすることができないので、本問は×となります。

 

令和3年・2021年(10月試験)の宅建過去問

問1 同時履行の抗弁権(判決文) 1 2 3 4
問2 連帯債務 1 2 3 4
問3 民法総合
問4 配偶者居住権 1 2 3 4
問5 未成年者 1 2 3 4
問6 債権譲渡 1 2 3 4
問7 契約不適合責任 1 2 3 4
問8 1 2 3 4
問9 法定相続分 1 2 3 4
問10 選択債権 1 2 3 4
問11 借地権 1 2 3 4
問12 借家権 1 2 3 4
問13 区分所有法 1 2 3 4
問14 不動産登記法 1 2 3 4
問15 都市計画法 1 2 3 4
問16 都市計画法(開発許可) 1 2 3 4
問17 建築基準法 1 2 3 4
問18 建築基準法 1 2 3 4
問19 宅地造成等規制法 1 2 3 4
問20 1 2 3 4
問21 1 2 3 4
問22 国土利用計画法 1 2 3 4
問23 所得税 1 2 3 4
問24 不動産取得税 1 2 3 4
問25 不動産鑑定評価基準 1 2 3 4
問26 35条書面 1 2 3 4
問27 免許 1 2 3 4
問28 1 2 3 4
問29 業務上の規制 1 2 3 4
問30 広告
問31 保証協会 1 2 3 4
問32 免許 1 2 3 4
問33 35条書面 1 2 3 4
問34 営業保証金 1 2 3 4
問35 取引士
問36 35条書面 1 2 3 4
問37 35条・37条書面 1 2 3 4
問38 媒介契約  
問39 クーリングオフ 1 2 3 4
問40 業務上の規制 1 2 3 4
問41 37条書面
問42 1 2 3 4
問43 業務上の規制
問44 報酬計算 1 2 3 4
問45 住宅瑕疵担保履行法 1 2 3 4
問46 住宅金融支援機構 1 2 3 4
問47 不当表示法 1 2 3 4
問48 統計
問49 土地 1 2 3 4
問50 1 2 3 4