独学合格プログラム

【問題】
Ｂが、自己所有の宅地に自ら貸主となる賃貸マンションを建設し、借主の募集及び契約をＣに、当該マンションの管理業務をＤに委託する場合、Ｃは免許を受ける必要があるが、ＢとＤは免許を受ける必要はない。

 

【解答】
○

「建物建設業」「不動産の管理業」は宅建業者の免許は不要

【解説】

まず、Ｂは自ら貸主なので「取引」を行っていないので、免許不要です。

また、「マンションを建設する」行為も宅建業の免許は不要です（建設業の免許は必要ですが、宅建業法の問題なので、関係なし）。

Ｃは、「Ｂ所有のマンション（建物）」の借主の募集を行っているということは「貸借の媒介（取引）」を行っているわけです。本問では「不特定多数」という記述がありませんが、「業」として行っていると考えられるのでＣは免許が必要です。

最後にＤですが、Ｄはマンションの管理をしているだけです。「土地や建物の管理」は「取引」に該当しません。したがって、Ｄは免許不要です。

もし、このＤが借主の募集（媒介）等を行う場合は、Ｄも宅建業を行うことになるので、免許が必要になります。