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【問題】
宅地建物取引業者Ａは、Ｂとの間に専属専任媒介契約を締結したときは、当該契約の締結の日から５日以内（休業日を除く。）に、所定の事項を当該宅地の所在地を含む地域を対象として登録業務を現に行っている指定流通機構に登録しなければならない。

 

【解答】
○

専属専任　→　媒介契約の締結の日から５日以内（休業日を除く。）に指定流通機構に登録

【解説】

本問のポイントは上記のとおりです。

ただ、少し気になる部分がありますよね。

「当該宅地の所在地を含む地域を対象として登録業務を現に行っている指定流通機構」とはどういうことか？

これは覚えなくてもよいですが、一応簡単に解説します。

指定流通機構は

・東日本不動産流通機構（東日本レインズ）

・中部圏不動産流通機構（中部圏レインズ）

・近畿圏不動産流通機構（近畿圏レインズ）

・西日本不動産流通機構（西日本レインズ）

四つの法人に分かれています。

そして、指定流通機構に登録する場合、物件が所在する地域を管轄する指定流通機構に登録をしなければなりません。

例えば、

東京の土地について、専任媒介契約をした場合、東日本レインズに登録しなければならず

大阪の土地について、専任媒介契約をした場合、近畿圏レインズに登録しなければならないのです。

名古屋は中部圏レインズ、福岡は西日本レインズです。