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平成19年 問1-1 意思表示 心裡留保

【問題】
AはA所有の甲土地を「1,000万円で売却する」という意思表示を行ったが当該意思表示はAの真意ではなく、相手方Bもその旨を知っていた。この場合、Bが「1,000万円で購入する」という意思表示をすれば、AB間の売買契約は有効に成立する。

 

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【問題】
AはA所有の甲土地を「1,000万円で売却する」という意思表示を行ったが当該意思表示はAの真意ではなく、相手方Bもその旨を知っていた。この場合、Bが「1,000万円で購入する」という意思表示をすれば、AB間の売買契約は有効に成立する。

 

【解答】
×

心裡留保(冗談)について相手方が「悪意」もしくは「過失があれば」の場合、契約は無効となる

【解説】

H19-1-1

「真意ではない」という言葉があるので、心裡留保の問題ということが分かります。この心裡留保について、相手方Bは知っていたと記述されているので「悪意」だということが分かります。

冗談で言ったことについて、冗談であることを知っていたり(悪意)、知らなくても落ち度がある場合(過失がある場合)は、相手方を保護しません。一方、過失なく何も知らず(善意無過失)に契約しているのであれば、相方を保護します。つまり、相手方が善意無過失の場合、契約は有効(相手方Bを保護)ですが、それ以外(悪意もしくは有過失)の場合は無効(本人Aを保護)となります。つまり、本問の場合、無効です。

sinriryuho-toujisya


平成19年・2007年の過去問

問1 意思表示 1 2 3 4
問2 代理 1 2 3 4
問3 物権変動 1 2 3 4
問4 共有 1 2 3 4
問5 不法行為 1 2 3 4
問6 物権変動 1 2 3 4
問7 1 2 3 4
問8 / 1 2 3 4
問9 債権譲渡 1 2 3 4
問10 債務不履行 1 2 3 4
問11 契約不適合責任 1 2 3 4
問12 1 2 3 4
問13 物権変動 1 2 3 4
問14 借家権 1 2 3 4
問15 区分所有法 1 2 3 4
問16 不動産登記法 1 2 3 4
問17 国土利用計画法 1 2 3 4
問18 都市計画法 1 2 3 4
問19 都市計画法 1 2 3 4
問20 都市計画法/
問21 建築基準法 1 2 3 4
問22 建築基準法 1 2 3 4
問23 宅地造成等規制法 1 2 3 4
問24 土地区画整理法 1 2 3 4
問25 1 2 3 4
問26 所得税 1 2 3 4
問27 贈与税 1 2 3 4
問28 不動産取得税 1 2 3 4
問29 不動産鑑定評価基準 1 2 3 4
問30 1 2 3 4
問31 取引士 1 2 3 4
問32 免許の要否 1 2 3 4
問33 免許の基準 1 2 3 4
問34 8種制限 1 2 3 4
問35 35条書面 1 2 3 4
問36 監督処分/罰則 1 2 3 4
問37 1 2 3 4
問38 業務上の規制 1 2 3 4
問39 媒介契約 1 2 3 4
問40 重要事項説明/37条書面 1 2 3 4
問41 8種制限 1 2 3 4
問42 報酬 1 2 3 4
問43 8種制限 1 2 3 4
問44 保証協会 1 2 3 4
問45 業務上の規制 1 2 3 4
問46 住宅金融支援機構 1 2 3 4
問47 不当景品類及び不当表示防止法 1 2 3 4
問48 統計
問49 土地 1 2 3 4
問50 建物 1 2 3 4