独学合格プログラム

【問題】
宅地建物取引業者は、既に供託した額面金額1,000万円の国債証券と変換するため1,000万円の金銭を新たに供託した場合、遅滞なく、その旨を免許を受けた国土交通大臣又は都道府県知事に届け出なければならない。

 

【解答】
○

営業保証金の変換→変換後、免許権者に届出が必要

【解説】

営業保証金の変換とは、供託物を取り換えることを言います。

本問のように、供託していた「国債証券」を「現金」に変えたりすることができます。

その場合、評価額は同じにしないといけません。

国債証券は額面の100％の評価なので、額面1000万円の国債と1000万円の金銭（現金）は返還できます。

そして、変換した場合、遅滞なく、免許権者にその旨を届出ないといけません。

▼もし、1000万円の「地方債証券」と100万円の「金銭（現金）」で供託していた場合、「額面1000万円の地方債証券」と900万円金銭とを変換することはできます。