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令和元年 問8-4 請負

【問題】
Aを注文者、Bを請負人とする請負契約が締結された。
Bが仕事を完成しない間は、AはいつでもBに対して損害を賠償して本件契約を解除することができる。

 

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【問題】
Aを注文者、Bを請負人とする請負契約が締結された。
Bが仕事を完成しない間は、AはいつでもBに対して損害を賠償して本件契約を解除することができる。

 

【解答】
〇 正しい

【解説】

請負人Bが仕事を完成しない間であれば、注文者Aは、いつでも損害を賠償して、契約の解除をすることができます。

よって、本問は正しいです。

■注文者の解除権

注文者は請負人が仕事を完成しない間は、いつでも損害を賠償して契約解除ができます。
例えば、注文者が東京から大阪転勤のために、大阪で戸建ての建築の請負契約を締結したが、その後、大阪転勤がなくなった場合、大阪に建物を建てる意味がなくなってしまいます。こういった場合に注文者は損害賠償して解除することができます。
※ この解除権は注文者だけにあり、請負人から解除することはできない。
※ 仕事が完成したら(建物が完成したら)、注文者は解除することができない
参考) 損害とは、請負人が既に購入した材料費や職人の手当などの費用のほかに、仕事を完成した場合に請負人が得られる利益などがあります。(覚える必要はない)

注文者

請負人が仕事を完成しない間は、「いつでも」「損害を賠償」して「契約解除」ができます
※仕事が完成したあとはこのルールは適用できない

請負人

解除権はない
※注文者の債務不履行などを原因として解除することはできる

 


令和元年・2019年の宅建過去問

問1 対抗関係 1 2 3 4
問2 意思表示 1 2 3 4
問3 売主の担保責任 1 2 3 4
問4 不法行為、損益相殺 1 2 3 4
問5 (判決文) 1 2 3 4
問6 相続・遺産分割 1 2 3 4
問7 弁済 1 2 3 4
問8 請負 1 2 3 4
問9 1 2 3 4
問10 抵当権の順位譲渡 1~4
問11 1 2 3 4
問12 借家権 1 2 3 4
問13 区分所有法 1 2 3 4
問14 不動産登記法 1 2 3 4
問15 1 2 3 4
問16 都市計画法( 1 2 3 4
問17 建築基準法 1 2 3 4
問18 建築基準法 1 2 3 4
問19 宅地造成等規制法 1 2 3 4
問20 土地区画整理法 1 2 3 4
問21 農地法 1 2 3 4
問22 国土利用計画法 1 2 3 4
問23 所得税 1 2 3 4
問24 固定資産税 1 2 3 4
問25 1 2 3 4
問26 免許 1 2 3 4
問27 8種制限
問28 35条書面 1 2 3 4
問29 監督処分・罰則
問30 広告規制
問31 媒介契約
問32 報酬計算 1 2 3 4
問33 1 2 3 4
問34 37条書面 1 2 3 4
問35 業務上の規制 1 2 3 4
問36 37条書面
問37 1 2 3 4
問38
問39 35条書面 1 2 3 4
問40 業務上の規制 1 2 3 4
問41 35条書面 1 2 3 4
問42 宅地の定義 1 2 3 4
問43 免許の基準 1 2 3 4
問44 宅建士 1 2 3 4
問45 1 2 3 4
問46 住宅金融支援機構 1 2 3 4
問47 不当表示法 1 2 3 4
問48 統計
問49 土地 1 2 3 4
問50 建物 1 2 3 4