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【問題】
開発許可を受けた開発区域内の土地においては、開発行為に関する工事完了の公告があるまでの間であっても、都道府県知事の承認を受けて、工事用の仮設建築物を建築することができる。

 

【解答】
×

工事完了公告があるまでの間は、原則として、建物を建てられない

例外として、「工事用の仮設建築物または特定工作物」については建築・建設することができる

【解説】

工事完了公告前の建築制限について、当該開発行為に関する工事用の仮設建築物または特定工作物を建築・建設する場合は、知事の許可や承認は不要です。

イメージとしては、工事完了公告前ということは、まだ、土地について工事をしている最中です。だから、土地が仕上がっていないのに建物を建てるというのは順序がおかしいので、原則、建物を建てることができないわけです。

しかし、工事用のプレハブ小屋みたいな仮設建築物は、工事をするために必要なので、例外として知事の許可なく建築できるのです。

開発許可に関する建築制限

※１　用途地域が定められていれば、一定の制限が加わっているので、好きな建物を建てられるわけではありません。
だから、例外として、その用途制限の範囲内の建物であれば建築できるとしているわけです。

▼予定建築物を建築する場合は？
↓
届出や許可なく予定建築物を建築できる