独学合格プログラム

【問題】
組合施行の土地区画整理事業において、施行地区内の宅地について所有権を有する組合員から当該所有権の一部のみを承継した者は、当該組合員とはならない。

 

【解答】
×

組合員から宅地の所有権の一部のみを承継した者は、譲渡人の権利義務を承継する

組合員から宅地の所有権の一部のみを承継した者も、組合員になる

【解説】

組合員から宅地の所有権の一部のみを承継した者も、組合員になります。

組合施行の土地区画整理事業の施行地区内の宅地について所有権または借地権を有する者は、すべてその組合の組合員になります。

言い換えれば、土地区画整理事業内の土地を新たに購入した者も、当然に組合員になるということです。

もし、組合員とならないと仮定して考えると分かりやすいです。施行地区内の土地の所有者全員が第三者に売却した場合、施行地区内に組合員が一人もいなくなります。

そうなると、土地区画整理事業が途中でできなくなり困ってしまいます。

そのため、組合員から宅地の所有権の一部・全部を承継した者も、組合員になるわけです。