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令和2年10月 問7-2 保証

【問題】

主たる債務の目的が保証契約の締結後に加重されたときは、保証人の負担も加重され、主たる債務者が時効の利益を放棄すれば、その効力は連帯保証人に及ぶ。

 

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【問題】

主たる債務の目的が保証契約の締結後に加重されたときは、保証人の負担も加重され、主たる債務者が時効の利益を放棄すれば、その効力は連帯保証人に及ぶ。

 

【解答】
×

【解説】

主たる債務の目的が保証契約締結後に加重されたときであっても、保証人の負担は加重されません

【具体例】 初めの契約で、主たる債務・保証債務も1,000万円であったとします。その後、主たる債務者が追加で500万円を借りた場合、自動的に保証債務も1,500万円とはなりません(加重されない)。

よって、この部分は誤りです。

■また、「時効の利益の放棄」は相対効なので、主たる債務者が時効完成後に時効の利益を放棄したとしても、保証人にはその効果は及ばず、時効の完成を主張することはできます。

これは、通常の考え方と異なるので、特別ルールとして覚えておきましょう!通常は、主たる債務者に生じた事由はすべて絶対効です。しかし、「時効の利益の放棄」は、主たる債務者に生じた事由であっても相対効です。

よって、この部分も誤りです。

【時効の利益の放棄とは?】

時効完成後(時効期間が満了した後)、債務者は、時効を援用して、債権債務を消滅させることができます。これが「時効の利益」です。

これを放棄する、つまり、「時効は援用しません!引き続き債務を負います!」というのが、時効利益の放棄です。

 


令和2年・2020年(10月試験)の宅建過去問

問1 囲繞地通行権 1 2 3 4
問2 保証 1 2 3 4
問3 契約解除(判決文) 1 2 3 4
問4 賃貸借 1 2 3 4
問5 委任 1 2 3 4
問6 1 2 3 4
問7 保証 1 2 3 4
問8 相続 1 2 3 4
問9 売買・ 1 2 3 4
問10 時効 1 2 3 4
問11 借地権 1 2 3 4
問12 1 2 3 4
問13 区分所有法 1 2 3 4
問14 不動産登記法 1 2 3 4
問15 都市計画法 1 2 3 4
問16 都市計画法(開発許可) 1 2 3 4
問17 1 2 3 4
問18 建築基準法 1 2 3 4
問19 宅地造成等規制法 1 2 3 4
問20 土地区画整理法 1 2 3 4
問21 農地法 1 2 3 4
問22 国土利用計画法 1 2 3 4
問23 印紙税 1 2 3 4
問24 1 2 3 4
問25 不動産鑑定評価基準 1 2 3 4
問26 免許 1 2 3 4
問27 広告
問28 取引士 1 2 3 4
問29
問30 報酬計算
問31 35条書面 1 2 3 4
問32 8種制限 1 2 3 4
問33 37条書面 1 2 3 4
問34 取引士 1 2 3 4
問35 営業保証金 1 2 3 4
問36 保証協会 1 2 3 4
問37 37条書面
問38 媒介契約 1 2 3  4
問39 業務上の規制 1 2 3 4
問40 クーリングオフ
問41 重要事項説明 1 2 3 4
問42 8種制限 1 2 3 4
問43 免許 1 2 3 4
問44 35条書面 1 2 3 4
問45 住宅瑕疵担保履行法 1 2 3 4
問46 1 2 3 4
問47 不当表示法 1 2 3 4
問48 統計
問49 土地 1 2 3 4
問50 建物 1 2 3 4