独学合格プログラム

【問題】
まさ、しらす、山砂、段丘砂礫などの主として砂質土からなるのり面は、地表水による浸食には比較的強いため、簡易な排水施設の設置により安定を図ることが可能である。

 

【解答】
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砂質土からなるのり面　→　流水による浸食に特に弱い　→　簡易的な排水施設では不安定

【解説】

砂質土を考える上で、砂場に砂山を作ったと考えてください。

砂山に水をかけると、すぐに水をかけた部分がドンドン崩れますよね。

これは浸食に弱いことを意味しています。つまり、地山の固結度（固まり具合）及び粒度（粒の大きさ）に応じた適切なのり面勾配とするとともに、のり面全体の排水等に十分配慮する必要があります。

※「まさ」とは漢字で「真砂」と書くのですが、文字通り「砂」です。

「しらす」とは火山灰のことで、非常に細かい砂をイメージしてください。

「のり面」とは、切土や盛土により作られる人工的な斜面のことです。

※砂礫（されき）と読む。