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【問題】
宅地建物取引業者Ｃ（国土交通大臣免許） は、法第５０条第２項の規定により法第３１条の３第１項で定める場所について届出をする場合、国土交通大臣及び当該場所の所在地を管轄する都道府県知事に、それぞれ直接届出書を提出しなければならない。

 

【解答】
×

国土交通大臣免許を受けた宅建業者の案内所の届出　→　案内所の所在地を管轄する都道府県知事を経由して国土交通大臣に届出

【解説】

まず、「法第５０条第２項の規定により法第１５条第１項で定める場所について届出」とは、「案内所の届出」を指しています。

案内所の届出先は、 「免許権者」と「案内所等の所在地を管轄する知事」の２つです。

例えば、Ｃが甲県で契約締結する案内所を設置する場合、Ｃは「国土交通大臣」と「甲県知事」に届出が必要です。

▼では、どのように届け出るのか？

これが本問の主旨です。

甲県知事については、Ｃは甲県知事に直接届出をします。

国土交通大臣については、Ｃは、甲県知事を経由して国土交通大臣に届出をします。

つまり、国土交通大臣免許を受けた宅建業者が契約行為等を行う案内所等設置の届出をする場合、

国土交通大臣への届出は、「案内所の所在地を管轄する都道府県知事」を経由して行う

ということです。

本問は「それぞれ直接届出書を提出しなければならない」となっているので誤りです。