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【問題】
第一種中高層住居専用地域において、火葬場を新築しようとする場合には、都市計画により敷地の位置が決定されていれば新築することができる。

 

【解答】
×

火葬場は第一種中高層住居専用地域では建築できない

【解説】

本問は２つのことを考える必要があります。

①原則、都市計画区域内においては、卸売市場、火葬場又はと畜場、汚物処理場、ごみ焼却場その他政令で定める処理施設の用途に供する建築物は、都市計画においてその敷地の位置が決定しているものでなければ、新築し、又は増築してはなりません。

ただし、例外として、特定行政庁が都道府県都市計画審議会の議を経て許可した場合等は、火葬場について第一種中高層住居専用地域で建築できます。

②用途制限のルールで「第一種中高層住居専用地域」では「火葬場が建築できない」となっている。

①で都市計画によって火葬場の位置が決定して、かつ②の用途制限でも火葬場の建築が禁止されていないのであれば建築はできますが

本問は②の用途制限に引っかかっているので、火葬場は第一種中高層住居専用地域では建築できません。

したがって、本問は誤りとなります。

この問題は解けなくても良い問題なので、もしこのような問題が出てきた場合は飛ばすことが賢明でしょう。

また、どの地域で建築できるかなど考える必要もないでしょう。