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【問題】
建築物の高さが６０ｍを超える場合、必ずその構造方法について国土交通大臣の認定を受けなければならない。

 

【解答】
○

「高さが６０ｍを超える」建築物　→　「国土交通大臣の認定」を受けたものでなければならない

【解説】

建築確認の「構造計算適合性判定が必要な建築物」との関連性が気になるかもしれませんが、細かい話になって逆に分かりづらくなるため、別々に覚えましょう。高さが60mを超える場合、一定の技術的基準を満たした上で、必ずその構造方法について国土交通大臣の認定を受けなければなりません。

構造計算と構造計算適合性判定制度

構造計算とは、建物の安全性を客観的な数値で計算することを言います。

一方、構造計算適合性判定とは一定の建物について、建築確認をする際の手続きの一つ下表の「一定規模の建築物」や「規模は関係なく国土交通大臣認定のプログラムにより構造計算を行った建築物」について行う構造計算書の偽装防止を目的とする審査を言います。

つまり「構造計算」が必要か否かと「構造計算適合性判定」が必要か否かは別物であることを頭に入れておきましょう。