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平成20年　問7-4　相続

【問題】
相続人は、相続放棄前はもちろん、相続放棄をした場合も、放棄によって相続人となった者が管理を始めるまでは、固有財産におけると同一の注意をもって相続財産を管理しなければならない。

 

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【問題】
相続人は、相続放棄前はもちろん、相続放棄をした場合も、放棄によって相続人となった者が管理を始めるまでは、固有財産におけると同一の注意をもって相続財産を管理しなければならない。

 

【解答】
○

相続放棄者の相続財産の管理　→　固有財産と同一の注意義務

【解説】

相続人は、相続放棄前には「固有財産におけると同一の注意」をもって相続財産を管理しなければなりません。

ちなみに、相続放棄をした場合も、放棄に よって相続人となった者が管理を始めるまでは、「自己の財産におけるのと同一の注意」をもって、その財産の管理を継続しなければなりません。

これはそのまま覚えましょう。

※ 「固有財産におけるのと同一の注意」と「自己の財産におけるのと同一の注意」と異なる言葉を使っていますが同じ意味と考えてください。

■問題文の理解

分かりやすいように相続人Ａとします。

相続人Ａは、相続放棄前はもちろん、相続放棄をした場合も、

相続人Ａは、「放棄によって相続人となった者が管理を始めるまで」は、
固有財産におけると同一の注意をもって相続財産を管理しなければならない。

という風に問題文を区切ると分かると思います！

ただ、Ａは、相続放棄したら相続人ではないですが、

「Ａが相続財産を管理しなければならない」

いつまで？

「放棄によって相続人となった者（別の人Ｂ）が管理を始めるまで」

です！

レトス小野

jikodouitutyuuigmu


平成20年・2008年の過去問

問1 1 2 3 4
問2 物権変動 1 2 3 4
問3 代理 1 2 3 4
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問5 詐害行為取消権 1 2 3 4
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