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【問題】
相続により農地を取得する場合は、法第3条第1項の許可を要しないが、遺産の分割により農地を取得する場合は、同項の許可を受ける必要がある。

 

【解答】
×

相続・遺産分割による権利取得　→　３条許可不要　→　ただし、農業委員会に届出

【解説】

「相続」・「遺産分割」・「離婚による財産分与」については、許可は不要だが、権利取得者は遅滞なく農業委員会に届け出なければなりません。

なぜなら、遺産分割によって、権利移動しても、権利を取得するものは基本的には、農業者の相続人です。

したがって、ある程度農業のノウハウはあったり、農機具もあるものと考えることができます。

そのため、農業衰退には大きく影響しないことから許可不要と考えることができるわけです。

また、農地調停により農地を取得する場合も３条許可は不要なので、これも覚えておきましょう。

農地法の許可不要の例外

４条・５条について、国または都道府県、市町村も原則、農地法の許可は必要です。

※１、※２等の場合は例外的に許可不要となります。