独学合格プログラム

【問題】
仮登記の抹消は、登記権利者及び登記義務者が共同しなければならない。

 

【解答】
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【解説】

仮登記の抹消は、仮登記名義人であれば単独申請できます。

また、利害関係人（仮登記義務者など）は、仮登記名義人の承諾があれば単独申請できます。

まず、Ａ所有の土地をＢに売却して、登記をしようとしたが、書類が整わなかったので 所有権移転の仮登記をしたとします。

売主Ａ―→買主Ｂ

この場合、 「登記権利者」とは登記することで直接利益を受ける者
つまり、所有権を取得するＢが「登記権利者」です。
そして登記権利者が登記をすることで、登記名義人になります。
（登記権利者＝登記名義人と考えてもよい）

一方、 「登記義務者」とは登記をすることで直接不利益を受ける者です。
つまり、売却することで所有権を失うＡが登記義務者です。

Ａ：登記義務者
Ｂ：登記権利者（登記後、仮登記名義人となる）

そして、仮登記の抹消登記は、予備的な登記にあたるため、仮登記名義人であるＢは単独で申請することができます！