独学合格プログラム

【問題】
宅地取引業者Ａ社が、Ｂから自己所有の宅地の売買の媒介を依頼された場合において、Ａ社は、Ｂとの間で専任媒介契約を締結した場合、当該宅地の売買契約が成立したとしても、その旨を指定流通機構に通知する必要はない。

 

【解答】
×

指定流通機構に登録した物件について契約が成立した→遅滞なく指定流通機構に通知

【解説】

指定流通機構に登録した宅地建物取引業者は、登録に係る宅地又は建物の売買又は交換の契約が成立したときは、遅滞なく、その旨を当該登録に係る指定流通機構に通知しなければなりません。

したがって、本問は誤りです。

では、本問を理解するための解説をしていきます！

まず初めに、媒介契約の全体像を確認してください。

本問は、売買契約が成立した時の話なので、④の話ということが分かります。

媒介契約の流れ

そして、一つ一つ関連ポイントを押さえていきます。

まず初めに、専任媒介契約を締結したら、 ７日以内（契約日・休業日を含めない）に、宅地の情報を指定流通機構へ登録しなければなりません。

この時、登録する内容は下表の内容です。

その後、買主を探して、無事売買契約が成立したら、

遅滞なく、契約が成立した旨を通知するのですが、その通りの通知内容は下表のとおりです。

上野表も下の表も重要です。

一度で覚えるのはきついので、問題を解くたびに何度も確認しましょう！