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【問題】
根抵当権設定者は、担保すべき元本の確定すべき期日の定めがないときは、一定期間が経過した後であっても、担保すべき元本の確定を請求することはできない。

 

【解答】
×

元本確定日が定まっていない→根抵当権設定者は設定から３年経過後、元本確定請求ができる

【解説】

根抵当権について、元本の確定すべき期日の定めがないときでも、根抵当権の設定の時から３年を経過したときは、根抵当権設定者は担保すべき元本の確定を請求することができます。
▼根抵当権設定者の立場になって考えてみましょう。

一度根抵当権を設定した以上は、ある程度根抵当権の負担は強いられるものの、（元本確定期日の定めがなければ）半永久的にその負担を強いられることになり、それはあまりにも不当な拘束です。

そのため、一定期間（3年間）を経過すれば、請求できることが認められるわけです。