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平成25年 問12-2 借地権

【問題】
借地権の存続期間が満了する際、借地権者の契約の更新請求に対し、借地権設定者が遅滞なく異議を述べた場合には、借地契約は当然に終了する。

 

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【問題】
借地権の存続期間が満了する際、借地権者の契約の更新請求に対し、借地権設定者が遅滞なく異議を述べた場合には、借地契約は当然に終了する。

 

【解答】
×

借地権設定者が借地契約の更新を拒絶するには「正当な事由」をもって異議を述べる必要がある

【解説】

本問は、借地権が更新されるのか終了するかを問う問題です。

借地権が更新される場合には、合意更新と法定更新があります。

法定更新とは、一定要件を満たせば自動的に更新になるものです。

本問は「請求による法定更新」です。

この要件は3つあります。

①期間満了の場合に借地権者が契約の更新を請求する

②請求した時・期間満了の際に、借地上に建物が存在する

③地主が正当な事由に基づく異議を述べていない

これに基づいて問題文を見ると、「借地権設定者が遅滞なく異議を述べた」と記述されています。

借地権設定者とは「地主」を指します。

「正当な事由」がなければ、異議を述べても契約終了にすることはできません。

したがって、本問は誤りです。

借地権の更新の方法

更新は借地権設定者(地主)と借地権者(借主)の合意によって行う「合意更新」と、地主の承諾なく更新される「法定更新」の2つがあります。合意更新については、当事者(貸主と借主)が合意をすれば更新されるので簡単ですが、法定更新が少し複雑です。ポイントは、「法定更新となる要件」「法定更新されるとどうなるか?(効果)」です。その点を解説します。

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平成25年・2013年の過去問

問1 民法の条文 1 2 3 4
問2 制限行為能力者 1 2 3 4
問3 囲繞地通行権 1 2 3 4
問4 留置権 1 2 3 4
問5 1 2 3 4
問6 連帯保証 1 2 3 4
問7 判決文【保証】 1 2 3 4
問8 1 2 3 4
問9 使用者責任/不法行為 1 2 3 4
問10 相続 1 2 3 4
問11 借家権 1 2 3 4
問12 1 2 3 4
問13 1 2 3 4
問14 不動産登記法 1 2 3 4
問15 都市計画法 1 2 3 4
問16 都市計画法 1 2 3 4
問17
問18 建築基準法 1 2 3 4
問19 宅地造成等規制法 1 2 3 4
問20 1 2 3 4
問21 農地法 1 2 3 4
問22 1 2 3 4
問23 印紙税 1 2 3 4
問24 固定資産税 1 2 3 4
問25 地価公示法 1 2 3 4
問26 免許の基準 1 2 3 4
問27 営業保証金 1 2 3 4
問28 媒介契約
問29 重要事項説明 1 2 3 4
問30 重要事項説明 1 2 3 4
問31 重要事項説明
問32 業務上の規制
問33 重要事項説明 1 2 3 4
問34 8種制限・クーリングオフ 1 2 3 4
問35 37条書面
問36 37条書面 1 2 3 4
問37 報酬
問38 ・解約手付 改正民法に伴い削除
問39 1 2 3 4
問40 8種制限・手付金等の保全措置 1 2 3 4
問41 業務上の規制 1 2 3 4
問42 取引士 1 2 3 4
問43 免許 1 2 3 4
問44 取引士
問45 住宅瑕疵担保履行法 1 2 3 4
問46 住宅金融支援機構 1 2 3 4
問47 1 2 3 4
問48 統計
問49 土地 1 2 3 4
問50 建物 1 2 3 4