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【問題】
共有物分割禁止の定めに係る権利の変更の登記の申請は、当該権利の共有者である全ての登記名義人が共同してしなければならない。

 

【解答】
○

共有物分割禁止の定めに係る権利の変更の登記→共有者であるすべての登記名義人が共同して行う。

【解説】

共有物分割禁止の定めに係る権利の変更の登記の申請は、当該権利の共有者であるすべての登記名義人が共同してしなければなりません。

民法では、共有物は、原則、自由に分割できるが、例外として、共有者は５年を超えない範囲であれば、共有物分割禁止の定めが認められています。

本問はこの共有物分割禁止の内容です。

本問は変更登記となっているので、一度、不動産について共有名義で登記されていて、

その後、共有者全員で話し合いをして、共有物分割の禁止を決めた場合の話です。

この場合に、「これまでは共有分割禁止ではなかったけど、これから共有分割は禁止します！」と変更登記をするわけです。

これは全員が話し合って決めているので、全員が共同して登記をしましょう！ということです。