独学合格プログラム

平成27年 問3-1 賃貸借 使用貸借

【問題】
AB間で、Aを貸主、Bを借主として、A所有の甲建物につき、①賃貸借契約を締結した場合と、②使用貸借契約を締結した場合にして、Bが死亡した場合、①では契約は終了しないが、②では契約が終了する。

 

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【問題】
AB間で、Aを貸主、Bを借主として、A所有の甲建物につき、①賃貸借契約を締結した場合と、②使用貸借契約を締結した場合にして、Bが死亡した場合、①では契約は終了しないが、②では契約が終了する。

 

【解答】
賃借権→相続される/使用貸借→借主死亡で契約終了

【解説】

①建物賃貸借契約

賃借人Bが死亡しても賃貸借契約は終了せず、賃借権は相続人に承継されます。

②使用貸借契約

借主Bが死亡すれば、使用貸借契約は終了する。

使用貸借契約は相続されません

その他の対比ポイントは下表で確認しておきましょう!

借主死亡による借家契約と使用貸借の対比

借家契約 使用貸借
借主の 死亡

賃借人が死亡しても賃貸借契約は終了せず、賃借権は相続人に承継されます。

相続人がいない場合、賃借人と事実上夫婦もしくは養親子と同様の関係であった同居者は、賃借人としての権利義務を承継されます。

しかし、これは同居者が死亡したことを知った後、1ヶ月以内に、建物の賃貸人に反対の意思(もう住みません!賃借権を引き継ぎません!)を表示をしたときは承継しません。

借主が死亡すれば、使用貸借契約は終了する。 使用貸借契約は相続されません。

しかし、貸主が死亡した場合は、使用貸借契約は相続されます。


平成27年・2015年の過去問

問1 民法の条文 1 2 3 4
問2 虚偽表示 1 2 3 4
問3 賃貸借・使用貸借 1 2 3 4
問4 時効 1 2 3 4
問5 占有 1 2 3 4
問6 1 2 3 4
問7 抵当権 1 2 3 4
問8 同時履行の抗弁権
問9 判決文 1 2 3 4
問10 1 2 3 4
問11 借家権 1 2 3 4
問12 借家権 1 2 3 4
問13 区分所有法 1 2 3 4
問14 不動産登記法 1 2 3 4
問15 都市計画法 1 2 3 4
問16 都市計画法 1 2 3 4
問17 建築基準法 1 2 3 4
問18 建築基準法 1 2 3 4
問19 1 2 3 4
問20 土地区画整理法 1 2 3 4
問21 1 2 3 4
問22 農地法 1 2 3 4
問23 贈与税・ 1 2 3 4
問24 固定資産税 1 2 3 4
問25 地価公示法 1 2 3 4
問26
問27 免許の基準 1 2 3 4
問28
問29 1 2 3 4
問30 媒介契約
問31 重要事項説明
問32 重要事項説明 1 2 3 4
問33 報酬計算
問34 8種制限 1 2 3 4
問35 取引士 1 2 3 4
問36 8種制限
問37 業務上の規制 1 2 3 4
問38 37条書面
問39 8種制限 1 改正民法に伴い削除 3 4
問40 8種制限
問41 業務上の規制
問42 営業保証金・保証協会 1 2 3 4
問43 監督処分 1 2 3 4
問44 案内所 1 2 3 4
問45 住宅瑕疵担保履行法 1 2 3 4
問46 住宅金融支援機構 1 2 3 4
問47 不当景品類及び不当表示防止法 1 2 3 4
問48 統計
問49 1 2 3 4
問50 1 2 3 4